葉月末日、虫の息

でも無いけどね・・・



1923年8月7日に生まれた
福田さん、今年が生誕100年。
東京の出版社から、
どのような住いでも此方で
用意しますからと申し出ても
頑なに大阪を離れなかった。
携帯電話が普及していなかった
時代に新潮社など大手出版社に
とっては東京大阪間の距離が
もどかしかったのだろう。


神田の古書街で購入する書籍は
毎月百万円を下らない。
史実を問われるだけに資料は
欠かせない当然なことになる。


電気工事業の友人は福田邸に
伺う際には社員に任せず本人が
喜び勇んで駆け付けて居た。
東大阪市の近鉄奈良線、
河内小阪或いは各停しか
止まらない八戸ノ里駅から歩き
住宅地の目立たぬ一軒家、
福田と書かれた表札の一軒家。


晩年、周囲の何軒かを買い取り
記念館の敷地となった。
新刊書の取り寄せは小阪駅に
あった布施の老舗書店
ヒバリ屋に通われていて、
見知らぬ店員が居た場合
「福田ですが」と名のられていた。
「司馬遼太郎です」
とは言わなかったらしい。


別れた実の息子さんは八尾市で
教員をされていた。


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数日、休暇しておりました。
当分、このまま気楽さを楽しんで
いるつもりが、
コメントを頂いたuniちゃんに
どっ疲れで書く気力なしと
御礼を書いてコメントをオープンに
しないでと書いたのに、
あの、バッキャロ~ォ (^^)
ノー天気に
オープンにしてやがんの~ぉ
隠れているのが見つかった感じで
出て来なくを得ざるでございます。


此れ迄エアコンも使わず大好きな
季節に参ったりし無かったけど
イケませんねぇ。


ひとり住まいでダウンだと如何に
手抜きをするかで直鍋という侘しさだ!
つーの。



TSUTAYAが新作一週間百円だとLINEが
来て、
➀TAR /ター
➁君だけが知らない
➂銀平町シネマブルース
④ラーゲより愛を込めて
➄Dr.コト―診療所




TARは面白かったです。
長男の嫁がケイト似なんですよ。
出ずっぱりのケイト・ブランシェット
なる演技者の凄さを感じます。
実在では無い方を演じるのですが。
いやいや、凄い・・・


君だけが知らないは韓国映画、
国からの支援も手厚く成長する
映画界は日本の映画人には羨望の
限りかと。


銀平町シネマブルースは斜陽の
映画館に群がる映画好きに奮起を
起こさせる一編です。
吹越満って地味だけど、
独特の魅力を感じます。


ラーゲより愛を込めて、
終戦後、
不可侵条約を破棄したソ軍の
捕虜となり過酷な環境下に置かれ、
多くが一命を落とした中で、
ひたすら祖国で待つ妻子の元に
帰還を願ったのに叶わなかった
哀しい物語です。


Dr.コト―診療所、
北の国からの純ちゃんが
還暦を越える年齢になられて
感慨深いドラマです。


隠れているのがバレて、
書き出したら長くなる・・・
好きな事には気が抜けない
タチは厄介なものです。

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