村上春樹 猫を棄てる

村上春樹「猫を棄てる」
春樹さんが実父を語る一作。



京都市左京区にある安養寺を
実家として育った実父が
京大を卒業後に、


兵庫県西宮市にある甲陽学院
の国語教師として赴任し、
大阪船場で育ち、
作家・田辺聖子の母校、
大阪樟蔭で教師をしていた母と
結ばれ春樹さんが生まれる。
時代を遡ればニッカの創業者、
竹鶴さんの奥さん、リタも樟蔭
の教壇にいましたね。


樟蔭の付近は通りかかる機会が
多いけど、女子校だけにカメラ
を向け難くて撮る機会を逸して
おります^^


早稲田進学で上京前後からは
実父との折り合いが悪く、
長く疎遠だったらしい。
そして父の死後に、どのように
生きて来たかに関心を持った
のが発端となり書いたものだとか。


「猫を棄てる」
このタイトルの意味は・・・
語ればヤボってものかと・・・
棄てに行った場所は西宮の香露園
浜で、此処は太平洋単独横断で
石原裕次郎で映画にもなった堀江
さんの出発地点だったかと・・・

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