ちと、ぶさた・・




書かなくなったら、その気楽さに
慣れつつなり書く気が薄れて来る。
そんなときになると、何通かの
「命尽きたのか?」の類の^^
コメントを頂戴して開いて見ると
付き合いの悪い自分のブログに
少ないながらも変わらずアクセス
を頂いているのを知る。


自分のロクでも無い内容など
途絶えたとしても、気付かれも
しないと思うから、正直嬉しい。


アクセスを頂戴した方、
無沙汰へのコメントを頂いた方、
敢えて表記は致しませんが、
感謝申し上げます<(_ _)>


偶には「生きてます」報告ですね。


月曜には友の朝潮橋ジャズ喫茶で
一年ぶりの友人と誘い合って会い
まして懇談の後、大阪城の近くの
森之宮駅に戻って、
お互いが置いているチャリで、
玉造の名店、おでんの菊屋さんへ。
いつ行っても昼間から満員な処で
友人と温泉にも入るような店主と
馴染みの人気店です。


彼は電鉄系の百貨店の社長で定年
した面白い感性の方でありながら
悪さも共有した得難い友人です。
酔った帰り道、お互いが用足しを
したくなり、と言っても淀屋橋の
近く、米国の領事館があって警官
さんも警備中、
その近くでスリリングな「タチ
連れホウニョウ」なんて子供じみ
たワルさですけどね、
足はと言えば、ワタクシの250cc
の二輪車に二人乗りですよ、
ン十年も以前の、よくぞ無事に
帰れたなの一幕です。


呑む度に、そんな頃を繰り返し^^
日が暮れるのも遅くなり、明るい
間に「それじゃまたな」までの
楽しい時間でした。


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更新をサボったので・・・
観たDVDの話しでもしましょうか。




「帰れない山」、イタリアの作家
パオロ・コニェッティの小説を
映画化した一篇。
大企業のエンジニアとして働き、
どちらかというと人嫌いな自然派
で山岳地を愛する父と、教師の母
息子のピエトロ3人は行き慣れた
山岳の村があり、其処で11歳の
ピエトロは同い年のブルーノと
親しくなる。


父もブルーノを住まいに住まわせ
高い教育を援助しようとするが、
社会に対し見識に欠ける実父は
認めず出稼ぎ職人として各地を
周るような生活に添わせてしまう。


ピエトロは父の自然派な生き方に
反発し次第に距離が広がった挙句
疎遠な関係の間に父が亡くなる。
三十路近くに息子達は再会し、
ピエトロの反発を寂しく感じてい
た父とブルーノに、父子のような
温かい繋がりがあった事を知る。


山の途中の気に入った場所で小屋
を造ろうとしていた父の夢を聞き
大工仕事が本業のブルーノと二人
して完成させることにした。


やがて、二人とも老いてゆく。
ブルーノは叔父の酪農を引き継ぎ
事業を始めるが、次第に資金繰り
に屈して、寂しい末路に至る。


父が逝き、母が逝き、友が逝き
ピエトロはネパールの地で自分の
居場所を見つける。


正直言って新作だった頃に手にし
ジャケットを見たとき、ボーイズ
ラブな内容なのかと早とちりして
自分に合わないと思っていたもの
でしたが、いやいや素晴らしい
ドラマでした。



ひとは去り、ときは流れ
変って行くのか、悲しいぞ、♬
なんて歌があるけれど、
自分も一生の流れの中に身を委ね
いまを生きているんでしょうね。







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