古い話だよ・・

映画監督、成瀬己喜男の
「めし」を、DVDで観た。


子供時代が昭和30年代に
なるから、当時の大阪の
様子が映像に残っている
のが面白い。
懐かしいと思えるのは、
40年代になってからかな。



心斎橋筋にアーケードが
設置されたのが何年頃かを
存じません。
長堀川が埋め立てられて
心斎橋なる橋梁は其の後に
転々として現在は花博会場
だった大阪鶴見緑地の過疎
な位置に使用されています。


「めし」は加山雄三の実父
上原謙と原節子が夫婦役、
仕事の都合で大阪で生活を
しているが、倦怠期状態で
原節子がピリピリ気味でも
上原は緩いマイペース、
上原の姪、島崎雪子が東京
から転がり込んで来る。
島崎さん今の時代に通じる
容姿ですね。


なんだかんだとある中で、
原が、プッツンしてしまう。
姪を送り届けるを口実に
東京に帰ることになる。
しばらく独りで生活させて
やれば、家庭の有難味も
分るだろうと実家に戻る。


如何に緩やかノンビリでも
やはり、男の独り暮らしは
続きません。
小生、ガマンせざるを得な
くて10年でございます(泣)


映画は元サヤに戻って目出
度しで終わってクソっ^^
以前は全く興味が無かった
邦画の昔の松竹映画・・・
良さが分かって来たのは、
年齢からなんでしょうか、


幸田文原作「流れる」も
買っていて近日に観る予定、
文さんが離婚して実家に戻り
生業を得ようと芸者の置屋で
裏方を勤めていた経験が
着想となった一遍。
日本映画史に名を残す大女優
揃い踏みです。


成瀬監督だと外せない女優
高峰秀子さんですが、
こんな女性になれたらと憧
れる三人に佐藤栄作元首相
の奥さん、寛子さん、
幸田露伴の娘、文さん、
そして女優の杉村春子さん
だと書き残しています。


話しを戻して・・・
心斎橋筋、人気のグリコの
看板が見える戎橋がありま
すが、昭和30年代には一般
にカメラは普及しておらず
写真を撮って売るなる商売
もあったそうで、
撮ってもらったのがコレ、


( 画像 削除 )


小さな写真なので引き伸ば
しが出来ませんでした。
恥ずかしながら、母の手に
繋がれた筆者でございます。
母が和服です。
幾つくらいの年なのか・・
このチビが、ン十年後に、
モニターに映る様子は
こんなジジイになるんだわ
(嗚呼〜無情)


( 画像 削除 )

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