澤地久枝さんが私的な事情で
中央公論社を退社し、
次に始めたのが人間の条件を
書いた五味川純平氏の
「戦争と人間」の資料助手と
なったらしい。

膨大な歴史に接した事が後の
作家としての姿勢に繋がった
のかな・・・

卒寿を越えられて高齢になら
れたが健在。
政治発言をされるときは張り
を感じられるのか年齢を忘れ
るように元気になられますね。

TV版の人間の条件を買った
のは以前に報告したけれど
反応も感じられなかったので
途中で止めたけれど、
雪の満州で梶と美千子が夜に
店のウインドウでロダンの
抱擁を見つめている場面や
ラスト、
梶が飢えに我を忘れて饅頭を
盗み食いして逃げる途中に
山中で倒れ、小さな丘になっ
て行く流れ、
かたや、
梶の帰りを待ちながら健気に
日常を過ごしている美千子。
切ない、ジエンドだったな・・

大阪市鶴見区、鶴見緑地

古宮神社