村上春樹 猫を棄てる

村上春樹「猫を棄てる」
春樹さんが実父を語る一作。



京都市左京区にある安養寺を
実家として育った実父が
京大を卒業後に、


兵庫県西宮市にある甲陽学院
の国語教師として赴任し、
大阪船場で育ち、
作家・田辺聖子の母校、
大阪樟蔭で教師をしていた母と
結ばれ春樹さんが生まれる。
時代を遡ればニッカの創業者、
竹鶴さんの奥さん、リタも樟蔭
の教壇にいましたね。


樟蔭の付近は通りかかる機会が
多いけど、女子校だけにカメラ
を向け難くて撮る機会を逸して
おります^^


早稲田進学で上京前後からは
実父との折り合いが悪く、
長く疎遠だったらしい。
そして父の死後に、どのように
生きて来たかに関心を持った
のが発端となり書いたものだとか。


「猫を棄てる」
このタイトルの意味は・・・
語ればヤボってものかと・・・
棄てに行った場所は西宮の香露園
浜で、此処は太平洋単独横断で
石原裕次郎で映画にもなった堀江
さんの出発地点だったかと・・・

勤労感謝の日

年々と働き方に変化が起こり
年金を受給する資格年齢も、
先延ばし・・・
今の現役世代は此れから先が
大変だ気の毒だと感じます。



崩れた一日で暮れました。
ちと、低調な体の具合ですが
ひどくもならずに落ち着いて
います。
英国在住の方がtwitterで、
息子の欧州ツアーが好調と
報告されているのを知り、
大阪の片隅で苔が生えそうな
マンネン床で冴えない気分に
嬉しい良薬となっています。



兵庫県西宮市、鷲林寺の境内
に設置されていたトイレが、
長年に渡るイタズラ行為に
耐えかねて撤去処置に至った
とか。
残念なことです。



大阪ミナミにある某書店内に
あったトイレもイタズラから
使用禁止になっていました。
他人の視線が届かない所で
小汚い素性を表す行為には
脱力するばかりです。


トイレットペーパーを盗む
とか、備え付けの洗剤を盗む
とか・・・
時代が時間をかけて進化変貌
への方向に向かっても、
人が学ぶことをせずに私欲を
優先するなら繰り返すばかり
ですね。


ネットだって、性善説から
考え出されたものでしょうが
多くの事件を生んでいますし。


※画像は数年前のもの。