ぼんやりと、ね

ぼんやり浮かんだ独り言、


数年前、定期的な
住まいの大規模改修の際に
住民間が二分されるような
出来事が生じた。
公共部分に関心を持って頂ける
先々のことを考える方と
今のところ何も無いんだから
「メンドクサイこと言うな」派。
多くが無関心派の中で突出した
者達が対立した。


其の年の次年に私が副理事を
担当した総会に議事進行の
司会をして思う存分の話合いと
時間を割こうとしたけれど、
「早く終われ」の異議が多く
「ダメだなこりゃ」と頓挫した。
無関心な人の群れが残念だった。
新居の頃はバスを借り切っての
親睦会などもあった仲が数十年
もの年月の中で次第に割けて行く。


紛争は多種多様で、それまで
エレベーターなどの新装などを
含む全体の工事を住民にもなって
いる設計者の方に一任していたが、
工事料金の一部をピンハネしたと
言い出すのが居た。


(実際に流用があったかは存じない)


長年、設計業に関われば業者との
繋がりも深くなり其の折々に挨拶
代わりに、また業界の慣習から
一部が流用されるかもしれない。


それでも面識の無い業者よりも
安価で済む。
仮に百万が正価とされる製品が
二割引となれば、
一割が流れて九割が住民の負担だ
としても一割は安くなる。


面識の無い業者だとカネを払ったら
あとはアイマイにもなりかねない。
先の長い視点で物事を解釈すれば
利点となることも、目先の個人流用
を問題だとして騒ぎ出す。


結果、住民だった設計者は嫌気を生
じさせて住まいを売却し退去し縁が
切れた。


素人には善し悪しが判断できない
建物に対する知識を「善良な業者」
との縁を運任せに頼ることになる。
工事の不備とかは数年経なくては
判明しないこともある。


突然に、
こんなことを言い出したのは、
ネット記事を辿る中で、
このようなものを読んだから・・・


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作家・松本清張が言っている。


「田中角栄は現代史まれにみる
梟雄である。
政界にこんな
『天才』があらわれるのは、
50年に一度あるか無しかだろう。
『金権政治』という単純パターンで、
彼を裁き切ることはできない」


さすが清張さん、と唸ってしまった。


立花さんの記事から騒動になった
流れ・・・
彼の記事は、こういうこともあった
の一件に過ぎないのに、
この一件が悪の全体像として
イメージが膨らみ、
其の後の大きな流れを
日本が失ったのでは無いかと思って
いるんだけれど、ネ。


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ちょっと長くなるけれど


Youtubeに「動乱」が
今日(26日)まで期間限定で
UPされているのを観たら


偶然にも、きょう・・・
BS1スペシャル
「全貌 二・二六事件~
最高機密文書で迫る~」が
放送されていた。
一途な思いが報われ無くて
気の毒な一生だったなと。


このような時代、男を産めば
兵隊に、女を産めば娼婦に
そんな環境に居た時代なら
自分は子供を産ませるような
ことはしないな。

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