六角精児 片桐はいり

昨夜(25日)楽しみにしている
六角精児「呑み鉄本線
・日本旅」

今年の10月中旬頃の収録、
久留米から大分まで、
途中下車して酒蔵巡り、
そして廃線跡の様子など、

台風の影響で廃止となり
再開不可能でバスへと変更
になった区間も有り。
寂れる線路。

戦時中の金属不足で竹材を
骨組みに使ったと言われる
けれど真偽は不明らしい。

一時間の枠でしたが堪能でした。
ナレーションの壇蜜さんと共演
して二人旅が観たいものです。


🚅🍶🚋🍷🚆🥃🚃🍹🚊🚄🏮


片桐由美さんと名を聞いて
どなたであるか即答できる方が
居られるとは思わないけど、
独特の個性で知られる女優さん
片桐はいりさん、なんですよ。
彼女が2010年に出版された
「もぎりよ今夜も有難う」は
知っていたけれど接する機会を
逸していて、
やっと、接点が結べました。



彼女が学生時代からバイトして
いた銀座文化劇場での「もぎり」
の経験から、記憶に残る話題を
キネマ旬報に連載した内容を、
一冊にしたものです。


その頃の経験を書いてみないかと
キネ旬から話が来た経緯に始まり
もぎり時代に観た大林宣彦 監督の
「転校生」に出ていた小林聡美と
数年後に「かもめ食堂」で共演し、
今は文化劇場から館名が変わった
シネスイッチ銀座での舞台挨拶に
揃って立つなる、人生の先行きの
不思議さへと続いてゆく。


1980年代でも銀座の映画館が石炭
で暖房していたとは驚きです。
大阪にも来ていて京橋でのナイト
クラブでの経験とか・・・・・
はいりさんも年が明けた月に還暦
になられる。


六角精児と片桐はいり
いやいや、味あるお二人に乾杯🥂

村上春樹 猫を棄てる

村上春樹「猫を棄てる」
春樹さんが実父を語る一作。



京都市左京区にある安養寺を
実家として育った実父が
京大を卒業後に、


兵庫県西宮市にある甲陽学院
の国語教師として赴任し、
大阪船場で育ち、
作家・田辺聖子の母校、
大阪樟蔭で教師をしていた母と
結ばれ春樹さんが生まれる。
時代を遡ればニッカの創業者、
竹鶴さんの奥さん、リタも樟蔭
の教壇にいましたね。


樟蔭の付近は通りかかる機会が
多いけど、女子校だけにカメラ
を向け難くて撮る機会を逸して
おります^^


早稲田進学で上京前後からは
実父との折り合いが悪く、
長く疎遠だったらしい。
そして父の死後に、どのように
生きて来たかに関心を持った
のが発端となり書いたものだとか。


「猫を棄てる」
このタイトルの意味は・・・
語ればヤボってものかと・・・
棄てに行った場所は西宮の香露園
浜で、此処は太平洋単独横断で
石原裕次郎で映画にもなった堀江
さんの出発地点だったかと・・・