映画 淪落の人

香港映画「淪落の人」



低い経済事情で、フィリピン
から香港に出稼ぎに来る、
写真が学びたいながらカメラ
を買う余裕もなく派遣介護に
就くエヴリン。


彼女を迎えるのは、リョン。
彼も夢を諦め家族の為に就いた
建築現場での事故により、
半身不随となり車椅子を必要と
する身の上。
妻とは別れている。


ベッドから車椅子への移動、
午前4時には床ずれ防止に寝
返りを必要とする。
言葉も通じない市場での食材の
買い出し、調理に部屋の掃除と
此れ迄には何人も介護士が変わ
ってきた。
嫌になったら早めに言ってくれ。
ふたりの日常が始まる。


当然に当初は感覚の違いから、
戸惑いもある。
それが毎日を過ごす中で次第と
打ち解けて来るのが映画です。
どんな奴かと思ったら、熱心に
努めてくれている。
ある日、エヴリンにカメラの
才能があるのを感じて、リョン
は誕生日祝いにカメラを買い
与える。
日本製のキャノンです。


こんなオレの介護で自分の夢を
忘れさせては可哀想だ。
リョン役のアンソニー・ウォン
「インファナル・アフェア」
での好演から、
20年も過ぎるんですね、
年月の早さに驚くばかりです。


「淪落の人」
淪落=落ちぶれた・・・
このタイトルは、どういう意味
からなんでしょうね、
人を幸せにするリョン、
自分の夢を描き其の流れの中で
思いを叶えよう、
そんな二人が主人公の内容に、
意味が見出せません。


ネタバレになるので、
此れ以上は止めましょう。

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