沢木さんと洲崎


Casablanca / As Time Goes By (Dooley Wilson)カサブランカ(映画)/ 時の過ぎゆくままに


毎日、暑い中で
今日は何を書くか?
なんてことを考えるのに
疲れて来て
考えなくても浮かんだときは
忘備録として書くことに。


ちょっと脱線するけれど、
正しくは備忘録とされている、
だけど、
「忘れに備えて書いておくメモ」
なら、
忘備録が間違いとは言えない
ンじゃ無いの?
っと、ずっと思ってる。
まっ、ど~でもいいか・・・


で、
浮かんだことを忘れないように
書いておくってことで更新です。


出かけ先で、
好きな作家、沢木耕太郎さんの
「春に散る」上下二巻の文庫を
新刊コーナーで見掛けたので、
買うなら今福鶴見の正和堂書店。
と、ちょっと遠回りして向かう。
入店専用の自動ドアを入ると
中間地点に、いつものバアサン
この方を見掛けると落ち着き
「こんちは~」と挨拶すれば
いつもながら腰の低い応対を
頂いて、本探しに突入・・・
面積も広く大好きな書店です。



「春に散る」は映画化されて
近日に公開されるらしいけど、
カシアス内藤に関わった頃から
沢木さんとボクシングは縁が深い。


1980年10月に催された
ラスベガスでのアリ対ホームズ
戦は人気が高くチケットが早々
に売れ切れた中、
高倉健さんから沢木さんに
チケットが譲られたそうです。




と、
二冊から新刊の並びを見ると
茂木好子の「洲崎パラダイス」
が再版新刊として、
ちくま文庫から出ていてビックリ。


川島雄三監督の映画は
DVDを買い求める程に好きな
昭和映画だけど、
原作本を見掛けるのは初めて、
昭和を求める読者層があるのかな?


陸地と二本の橋で結ぶ洲崎辺りの
ドラマを女の感覚で描く短編六篇。
映画では、洲崎橋のたもとで飲屋
を営む轟夕起子や其の日暮らしの
疲れた夫婦を絡ませ昭和三十年代
の崩れた庶民を描いていました。
赤線地域には入らなかったのが
良かったと感じます。


本日、お買い上げ三冊。

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