友人との再会➁




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20年ぶりの友との出会いから
昨日と今日と、20年前を振り
返っています。


翌日となりまして、
2003年12月28日(日)
大阪ミスター・ケリーズ
越智順子(Vo)
大石 学(P)土岐英史(As)



さて、お江戸より来阪の友との
翌日です。
夕べに連絡すると既にホテルに
帰り若き頃の石原裕次郎の
「太平洋ひとりぼっち」

Alone Across the Pacific 太平洋ひとりぼっち Trailer 1963,Kon Ichikawa


を観ている最中らしく、
何処まで観たのかな?
出発前?洋上のところ?
上陸のところ?
久し振りに入るバスタブの
汚れのシーンが懐かしいですが、


で何か食べようかと誘い出して、
歩きながらの行き先探し・・・
決めたところが丸ビルにある、
自分で焼いて食べる
「たこ焼・蛸の撤」

(大阪丸ビルは老朽化から建替え
と、なりました)


アチアチ、アチッと食べながら
軽く呑んで、そろそろと向かうは、
「ミスターケリーズ」さん。
(残念ながら、23年夏に廃業)


窓越しに、リハ中の
越智さん土岐さん大石さん。
やぁやぁ・・・と
店内に乱入・・・・致しまして、
しばしの時間が経過して
・・・・そろそろ始まる時間帯。
年末にも関わらず満席状態でして、
今夜はドラム・レスなので、
その辺りにも急遽のテーブル設置。
私たちの席にも、ライヴの際に度々
見掛ける方と相席となりました。



1stステージ
○ 曲名失念


○ I wish you love
○ I can't give you anything but love
(捧ぐるは愛のみ)
○ What a difference a day made
(縁は異なもの)
○ Shape of my heart
映画レオンも既に30年前ですね;;
○ Will you love me tomorrow
○ Dona Dona
○ A natural woman
It's too late



2ndステージ


In a sentimental mood
土岐英史(As) 大石 学(P)


○ day by day
○ Love
○ Flamingo
○ Goody Goody
余興にホイットニー・ヒューストンの
Greatest Love Of All
○Loving you was like a party
○※ 時の過ぎゆくままに




土岐さんは神戸の御出身で
ケリーズではいつも和やかに何方かと
話されている機会を見受けるのですが、
楽しそうにスタッフらと話しているけど、
ステージでは芸人話芸は苦手なようで、
越智さんとの掛け合いは・・・
いつも、あんなものなの?^^


かたや、ピアノの大石さん
音楽を知り尽くしている感じで、
ラグタイムありの多様なスタイルで
曲を色づけされてました。
売れっ子編曲家ですからねぇ・・、
一寸外れる位がライヴでは面白いので、
これからは理論に囚われないで、
ハジケテ頂ければ事件は現場で起き
ているってハラハラも演奏に表れる
かもしれません。
こういう方って性格も温厚そうだし
歌手にとっては安心冥利なピアニスト
なんでしょうね。
なんでも任せられるって信頼感かな。


さて越智順子さまっ
全体的に静けさににスタンスを
置いたように静かな魅力が増して
気持ち良いときの過ごし方・・・
もう数日で新年なる外の世間は
年末の慌ただしさを感じますが・・、
当然のレパートリーは、
ライヴに行き慣れた方にとっては
目に浮かぶものでしょうが、


なんといっても異色な
曲が・・・・入ってますよね。
時の過ぎゆくままに・・って、
カサブランカの主題歌やろ・・・
なら「に」なんて付けへんやろ~
なんて解釈は早とちりもイイとこ、


昔、沢田研二主演のTV番組があり
まして「悪魔のようなあいつ」の
主題歌。



時の過ぎゆくままに/沢田研二


三億円事件をテーマにしたドラマ、
あなたは、すっかり疲れてしまい~♪
って、ヒット曲でして・・・
それを・・・歌ったンですよ・・・・
いやーーオドロきましたよ。
土岐さんは、ニューミュージックの
レコーディングやツァーなんかでも
仕事が多く、山下達郎常設サックス。


此の際、共演を記念に演らやらせて
って、越智さんの申し出なのかな。
いつもと違った魅力の世界でした、
で、その一曲で終るかと思ったら
終るワケ無い、アンコール・・・・


この夜は残念ながら待っていても
呼び込み野獣は出ないンです、
ドラムすら今夜は無いですから。
「今夜は竹内まりやさん
とのレコーディングもされている
土岐さんが来られてますので、
是非
この機会に歌いたい曲があります
アルバムの名曲のホンマもんの
サックスでっせ、これ・・・・」
と言って歌い出したのが



〇駅
(竹内まりや)


詩情豊かに歌い上げてくれました。
このような異種格闘技のように
違った魅力を感じさせてくれるのに、
なんら抵抗は感じません。
これからも、昭和歌謡の名曲を歌う
機会がありそうですが、
越智順子の自分探しの旅に
付き合いたいものです。



実に残念ですが、
これから約5年後、
2008年に越智さんが
2021年に土岐さんが
亡くなられました。


次は、時が流れて約20年後に・・・。



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